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7.2.セガサターン1997年7月25日にトミーから発売されたセガサターン用ソフト。1996年末(アニメ終了およびクリスマス商戦を見越して)の発売であったはずがプログラム上のトラブルが続出し、発売予定日が連続して遅延。結局、ファン心理も沈静化してしまった時期に発売されある意味でファンを大いに驚かせた。基本は平面型のアドベンチャーRPG。ゲーム中、特定の人物に接触する事でストーリーモードに突入する。また「学校の授業」という体裁でミニゲームも楽しめる。ただし開発当初からトラブル続きのプログラムと言うだけあり、場面転換やスクロール時におけるデータの読み込みが致命的なまでに遅い。読み込み中にバグってサターン自体がフリーズするなどのトラブルも起こし、前述の期を逸した発売もあいまって悪い意味で「伝説のゲーム」と化した感は否めない。ただし、全編を原作やアニメの一部として捉えても遜色がないゲームオリジナルストーリーで構成。オープニングや変身シーン再現など、キャラクターものゲームとしてはかなり高いクオリティを目指した部分が随所に窺える。またセガサターン用ソフトに入っている「CDプレイヤーにかけないで下さい」というCD音声向けの注釈メッセージが、出演声優の演じる漫才・コント風のミニドラマになっている。そのため、一部(作品そのものや出演声優)のファンの間では「セガサターンを持っていなくても買うべき」との声も根強い。■ 主題歌『E夢、見よう!』  歌:芽美 & 聖良(CV:桜井智 & 井上喜久子)作詞:有森聡美 作曲・編曲:松尾早人 収録 CDS『E夢、見よう!』PODX-1008(ポリグラム) アルバム『怪盗セイント・テールBEST OF BEST』POCX-1062(ポリグラム)■ セガサターン版あらすじセイント・テールが活躍する聖華市。その経済に新たな企業が参入してきた。近年、急成長を遂げている宇崎コンツェルン。しかしこの企業、裏ではかなり強引な商いを行うことでも知られていた。人の心を踏みにじり、成長を続ける宇崎コンツェルン。一方で人の心を守り、踏みにじられんとする思いを奪還するセイント・テール。そして彼女を捕まえんとするアスカJr.。それぞれの戦いのはてにある物は果たして……。■ サターン版オリジナル登場人物原作をはじめとする各メディアに共通して登場する人物は除く。なおプレイヤーキャラは芽美(セイント・テール)のみである。宇崎玲佳(うざき れいか)  声:百々麻子 両親の仕事の都合で聖華市にやってきた少女。聖ポーリア学院に転入し、芽美たちのクラスメートになる。強引な開発により近年急成長を果たした宇崎コンツェルンの社長の娘で、高飛車で高慢ちきなお嬢様。特技は高笑い。リナと微妙にキャラクターがカブるため、彼女とは愛称がいいのか悪いのか微妙な関係。素は父親思いの素直な少女。また自家の所有する豪華客船にクラス全員を招待したり、条件を満たせばアイテムをくれたりと妙に気前のいい一面を持つ。
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